柱上安全帯

直径12mmロープ付きの軽便型。直接部材にフックを掛ける作業等がある場合にご使用ください。

安全帯に求められる安全性と軽量化の問題を同時に解決しました｡φ14mmロープの採用により伸縮調節器も小型にし、アルミ合金を多く使用して軽量化を図るとともに、フック掛け替え時の“無胴綱状態”を無くすため、必要なときだけ引き出して使用できる巻取り式のセフティロープを標準装備としました。

手のひら構造を研究した握りやすいフックと軽量化を求めたアルミ製のバックルおよび100mm幅の補助ベルトの組み合わせにより、長時間の高所作業にも耐えられる理想の安全帯に仕上がっております。ベルト・ロープ・伸縮調節器・フックの基本構成は受けつぎながらも、素材は驚くほどの進歩を遂げており、当社の進んだ加工技術と相まって、軽量、強靭、高耐久性を備えた安全帯となっております。

人体の腰部形状を研究の結果行き着いた湾曲型ベルトは、腰部にピッタリとフィットして腰骨を固定するため、長時間の高所作業で生じることの多い腰痛を防止します。また、ベルトが腰部よりずり下がりにくくなりますので、快適に作業が続けられます。湾曲型のフィット感をぜひ一度お試しください｡

補助ベルトの中に収納したショックアブソーバが伸縮調節器を掛ける環に連結されております。ショックアブソーバが機能すれば、落下衝撃荷重は約半分に低減されます。

送電鉄塔組立時の安全のために開発された、無胴綱状態をシステム的になくす“キーロック方式墜落防止システム工法”に使用する安全帯です。ツヨライト安全帯をベースに、キーロック本体の取付場所を確保し、また塔上でのぶら下がり体勢での長時間作業が容易なように尻掛けベルトを装備した安全帯です｡

セフティロープのフックを主ランヤードのフックの穴に掛ける構造で、主ランヤードのフックを外す際にはセフティロープのフックを外すことが必要であり、そうすることによってロープの掛け替え時のうっかりミスを防ぎ、セフティロープの使用を確実にします。

主ランヤードの両端にフックを備えており、作業中のロープ掛け替え時にいずれかのフックが構造物と連結されている使用方法により、無胴綱状態が発生せず安全作業ができます。バックル・フックなどの金具類にはアルミ合金を多く使用して軽量化を図っております。