ステンレスワイヤ

ステンレスロープの特徴および用途

ステンレス鋼は、耐食性、耐温度性、非磁性など、鉄鋼に比べて優れた磁性を有し、鉄鋼、化学工場、電力、原子力関連・公害防止機器、交通機関などからレジャー用、装飾用、家庭用品まで、各分野で広く使用されています。

ステンレスワイヤロープとは
簡単に言うとステンレスは錆びにくい鉄と理解して頂ければ良いと思います。
ステンレスワイヤロープ用の材料には、代表的な材質では、鉄にクロム18%とニッケル8%を混ぜたSUS304と、鉄にクロム16%とニッケル10%とモリブデン2%を混ぜたSUS316の2種類が、その鉄にクロムを添加することで表面に非常に薄い酸化皮膜(不動態皮膜)をつくり、周辺環境と反応にしくくなり耐食性が強くなっています。
通常、ステンレスは磁石に付きませんが、ただし、ステンレスワイヤロープの様に厳しい曲げや絞りなどの冷間加工(伸線・より線)を加えると加工部分の金属組織がマルテンサイトという金属組織に変形し、その結果磁性を持つようになります。磁性を持つということは磁石に付くということであり、磁力を帯びるということではありません。

ステンワイヤロープも様々な種類があります。
SUS304、SUS316の材質から始まり6×WS(26)、6×WS(26)、IWRC etc…。

JIS規格取得品も取り揃えております。
また端末加工、脱脂処理もできますので気軽に問い合わせください。

ワイヤロープ 種類と規格表

JISワイヤ 規格表
OUTワイヤ 規格表
ステンレスワイヤ 規格表